入居者紹介「Gorai’インタビュー」vol.68
【経営コンサルティング・ウェブコンサルティング・ウェブサイト制作・ウェブ解析/ウェブサイト改善・補助金申請支援】
中小企業診断士の資格を持つ、ウェブコンサルタント。
生まれは愛媛。広島大学出身。
田舎過ぎず、都会過ぎず、また、海も山も川も近く、遊ぶにも便利で住みやすい広島のまちが気に入って、大学卒業後は、広島市内のIT企業に就職した。
営業やWebサイト構築のディレクションからスタートし、Web制作や、制作スタッフの工程管理業務まで幅広く経験。
4年目には、制作やシステム提案だけでなく
「Webサイトを作った後の
”売り上げを上げるためのマーケティング”が必要」
と上司に提案。新事業を立ち上げ、クライアントの反響を得た。
その後転職し、大手製造業のグループ会社にて、Webサイト運営など社内のWeb関連業務全てを担い実績を積み、2022年5月にウェブコンサルタント事業をスタートした。
実は、大学4年生の時、カフェを経営する機会があったが、1年で閉店する事態となった苦い経験から、経営について学ぶ必要性を感じていたところ、
「中小企業診断士というものがある」
と聞き、社会人になってから勉強を始めた。
仕事との両立は大変だったが、昨年無事、資格を取得。
20代最後の今年(2023年)1月、個人事業主としての完全独立を果たした。
国際協力団体での経験が、自分を変えた。
幼少期は、
「飲食店で、注文も出来ないようなおとなしい子だった」
外で遊ぶより、虫や動物の図鑑を見るのが好きだったという。
スポーツも嫌いだったが、兄が野球をしていた影響で野球チームに入ると、意外にも自分に向いており、小学生の時はファースト、中学ではピッチャーに抜擢された。高校では硬式テニスをやってみるなど、徐々に活動的に。
大学では総合科学部で、経済、心理学、行動科学など幅広く学び、国際協力のサークルに属してインドへのスタディツアーにも参加した。
初めてのインドでは、釣銭さえも「くれ」と言わなければ、もらえない社会に、衝撃を受けた。
「意志を伝えないと、生活できないことを経験した」
人と行動したり、自己主張することが苦手だった鈴木さんだが、
「インドでの経験が、自分を変えた」
という。
その後、NPO法人のインターンなどを含め、計7回もインドへ渡り、奨学金支援事業の運営を行った。
大学生ながら、カフェの経営にチャレンジすることにも繋がった。
小さい頃から好きだったWebの世界。
小学低学年の頃はゲームに熱中した。小4の頃にはBlogを始め、背景やカーソルを変えるなどして目立つよう、カスタマイズして楽しんだ。
大学では独学でWebサイトを0から作り、アフェリエイト(インターネットを利用した成果報酬型の広告)もやった。アクセス解析でキーワード分析などして集客やクリック数を増やすなど、Webマーケティングを自ら実践。アルバイトではパソコン講師もした。
「とにかく、Webが好きだった」
そんな鈴木さんにとって、Webの仕事は天職。
広島ではまだ、初めてWebマーケティングを実施するという企業も少なくないが、社内で反対されながらも導入したクライアントが、
「Webからの注文や問い合わせが入って、表情が明るく一変する」
そんな瞬間に立ち会えることが、嬉しい。
”作って終わり”ではなく、Webで売り上げを伸ばす支援し更にはそれを社内で出来るよう、サポートしていく。
Webの導入が、攻めの戦略を可能にする。
「先んずれば則ち人を制し、後るれば則ち人の制するところとなる」
忙しい時も準備を怠らず、先手を打つことを大事にしているという鈴木さん。
資金の捻出が難しいという企業に対しては、補助金申請のサポートもする。手書きのタイムカードでやっていた勤怠管理やアナログの在庫管理を、システム導入によって人の手間を減らし、産み出した時間をWebマーケティングに注ぐなど、
「Webシステムの導入が、攻めの戦略を可能にする」
と、語る。
自社Webサイトの、アクセス解析を見ることが出来ることすら気づいていない経営者も少なくない。まずは見てみて!
「わからなければ、気軽に声をかけてください」
と、鈴木さん。
20代最後の今年は、結婚の計画も。
仕事もプライベートも、新たな一歩を踏み出した鈴木さんの未来は、温かく輝いて見える。
インタビュアー : (株)ソアラサービス 代表取締役社長 牛来 千鶴
掲載日:2023年2月21日
~鈴木さんへの取材後インタビュー~
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